金星に潜む

大西流星さんが好きです(@hagi__nn)

大西流星くんの言葉は本屋大賞

世間から見た流星くんってどんな人なんだろう、とよく思うのですが、ファンに流星くんの魅力を聞くと恐らく十中八九出てくる魅力のひとつが流星くんの「言葉」だと思う。そんな流星くんの言葉にファンは日々癒され、元気づけられ、寄り添われ、笑わされ、感動させられ、また好きにさせられる。流星くんの言葉にはそれほどの強さがあり、いつも覚悟と愛が詰まっている。結局は愛なんだよね。愛の人よ。

 

だから日々ジャニーズwebの更新*1や雑誌のテキストを愛としてとても楽しみにしている。その中でも5月2日に発売になった日経エンタテインメント、これがまた良かった。わたしに石油王の旦那でもいたら買い占めて増版に持ち込みさらに買って国民に配り歩きたいんだけれども、生憎ただのOLだったな。

 

 

 

・優等生な役回りは嫌じゃない

流星くんってSexy Zone佐藤勝利くんに憧れたことをきっかけに10歳で事務所に入って、すぐになにわ皇子というユニットに所属して。その後入所から3か月も経たないうちからまいジャニのメインメンバーを努め、今まで関西ジャニーズJr.の最前線を張ってきた人だ。もちろん環境は今と違えど、今のジュニア界に置き換えるとそうないことだというのは容易に想像できる。そんな、まさに初めから優等生という道を歩んできた流星くんだからこそ、良いも悪いも早くから様々な世界を見てきているだろうし、本人も悩んだこともあったと、それこそここ1、2年で何度か話していた*2。その流星くんが優等生と見られる、厳しく見られることも厭わないと優等生を買っている姿が、今までと今の流星くん本人を肯定しているようでぐっときてしまった。

 

 

・仕事の話

この春からクイズ番組のレギュラーについて、まだトークの未熟さを痛感しているところだと。実は1年前のインタビューでも、全国ネットの番組に出てトークの未熟さを思い知り、まだスタートラインにも立てていないと読んだ瞬間に蘇ってきたほどほとんど同じ話をしていて。 ただ、1年前は厳しく俯瞰しつつメンバーと強化しているところですと続けていたのが、今回はうまくいかないことも気にならないくらい楽しいと続けられていたんですよね。仕事に対してすごく自分を律しているなと感じる流星くんが、仕事へのスタンスは変わらず、でも少し自信というか余裕というかを感じられるような捉え方をするようになったのかと思うと、これもこの1年で大きな変化だったのかな。

 

 

・グッズとメイク

なにわ男子でグッズ担当をしている流星くん、グッズ作りのこだわりはもちろんだけれど、若年層のファンのお財布を考えて種類は多すぎないようにという配慮があった思考の幅に感服としか言いようがなかった。また一ファンから見れば可愛いと捉えることしかできなかったいつもと違うメイクも、会場が広いほどカメラを意識しなければならないという考えからだったことにもう讃美歌を捧げるしかなくなってしまった。流星くん、神とアイドルから生まれたのかもしれない。

 

 

・この道で間違っていないかも

このインタビューを一言でまとめるに足りる言葉かもしれないと思った。初めに書いたように常に優等生の位置にいる流星くんだが、ファンから見ていつも謙虚すぎるほど謙虚だなと感じている。例えば、1年ほど前ファンのみんなを連れていくとかついてこいと早く言えるようになりたいと話したり、自分のファンは一緒に頑張ろうと言ってくれる人が多いとよく話すのも。その流星くんが、柄じゃないけれど恐れずに臨める勢いが今あると、間違っていないかもと、そう言える環境が流星くんにある"今"をファンとして一緒に歩んでいる時間はとても幸せなんだろうと思う*3。その一方で最後にかもと付けてしまうところが流星くんらしいなと思ったり。

 

 

 

全体を読んで昼間っから号泣してしまったほど、聖書のようだったのでいくつか引用しつつ残しておきたかったインタビューだった。ふだんから流星くんのインタビューは素敵なものが本当に多くて。ただ知らないと触れられないことも多いなとも思うので、まさに「全国書店員が選んだいちばん!売りたい本」……「全国大西担が選んだいちばん!読んでほしい言葉」が流星くんの言葉だなあと思ってます。6人のメンバーのインタビューも読めば読むほど胸を打たれてしまったので、聖書だから何かあったらこれを抱いて逃げようと思います。(何に追われてるの?)

 

 

 

 

 

j-island.net

 

 

 

*1:「日刊なにわ男子」大西流星くんは日曜更新担当

*2:個人の体感としてはそれまでは流星くんが悩んでいた・悩んでいるを口にすることはほとんどなく、なにわ男子を結成してしばらくしてくらいから話すようになった

*3:もちろんアイドルを楽しんでくれているのは常で、ただこうハッキリと言葉で聞く機会はあまりなかったというところ