「アイドル最高!」
X'mas SHOW 2017で座長を務めた大西流星くんが、何度となく口にした言葉だ。
12月1日からスタートしたX'mas SHOW 2017通称クリパ。今年は西畑大吾くん率いるお兄ちゃん公演と、大西流星くん率いる次世代公演*1の2パターンに分かれ、大西流星くんは12月3日から15公演、座長として公演を率いた。
公演が決まったときは正直驚いた。1ミリも想像もしていなかった出来事だったし、わたしの中で大人数の単独座長と言えば大ちゃんや、東で言えば帝劇で座長を務めた紫耀くんの印象が強いこともあって。流星くんのことをナメていたわけでも信頼していないわけでもなかったけれど、16歳のあの小さな体で、あの人数の先頭に立ち、1か月座長としてステージに立つことができるのかと思った。しかしそれと同時に、これが大きな役であり、これからの流星くんにとってもきっと転機となり力になる1か月になるんだろうということも感じていた。
どんなステージになるのか、緊張を抱える中、初日の幕が上がった。ステージに立つ流星くんはいい意味でいつもの大西流星だった。わたしが勝手に感じていた緊張を一瞬で失くしてくれる、むしろ安心感まで与えてくれる、いつもの笑顔でいつものアイドル大西流星が立っていた。出番もいつもより多い、MCを回し、最後の挨拶をする。違うところもあるけれど、ステージに立っているのは紛れもなくいつものアイドル大西流星で。怒涛のセトリに身を任せ、終演後はただただ笑顔と充実感だけが残った公演だった。
インタビューで心境について話してくれていた。
【公演決定後】
・小さくてもこんなにすごい子もいるんだよって見せたいし、それによって大ちゃんたちを焦らせる公演にしたい。この公演を機に小さい子たちが前に行ける機会を増やせられるように、だれか一人でも見つけてもらえたらなって思う
・流星のファンの人たちはそういう(可愛い)のも見たいなって思うやろうから、引っ張るという面ではカッコよく、自分のコーナーではいつも通りの僕を出せたらなと
・みんなで力を合わせて末恐ろしいって言われるような存在になれるように頑張る!
流星くん以外は大半が後輩にあたるメンバーで、メンバーのことも見せ方も考え、それに加えてファンのことまで考えてつくり、頑張りたいと話してくれていた流星くん。
実際に流星くんが中心となって、1からセトリや構成をじっくり考えてくれたそうで、その完成度の高さには圧倒されました。
【公演直前から公演初日にかけて】
・公演前日がオフで、テスト勉強せなあかんけど、明日のために何ができるんやろうって考えたら、家にあるマイクを持って鏡の前で練習してました
・(お兄ちゃん組に)大ちゃんや龍太くんが出てるのに、僕は出ていないのも初めて。なんかモヤモヤする
・上演5分前に突然「ホンマにお客さんおるんやろうか」と不安に襲われた
・でも幕が開いてペンライトを見たら落ち着きました。いつも以上にみなさん(お客さん)が味方に思えた
初日公演中も全く心配や不安といった顔を見せなかった流星くんが、直前までこんな思いでいたのかと知り、想像をはるかに超えるプレッシャーを感じていたんだろうと改めて思い知らされました。加えてそんな素振りを少しも見せずステージに立つ流星くんの強さには言葉が出てこないです。
この公演中、メンバーとも新たなかかわり方をする中でなのか、そのための親交なのか、後輩から流星くんの名前を聞く機会がすごく多かった。主にジャニーズwebでの関西ジャニーズJr.の更新からなので詳しくは話せませんが、ごはんに行った話や仲よくなったという報告だったり、みんなの話やステージを見ているだけでも、この公演を経てここでも新たなものを得たことは目に見えて分かりました。(まだ見れる記事もたくさんあります!特に高橋恭平くんの更新が可愛いのでぜひ!)
この公演を経て流星くんがどう感じたのか、きっといいことも目標も得たんじゃないかと勝手に想像して、無事千秋楽を迎えられたことにお疲れ様でしたと伝えたいです。
たくさんの想い・プレッシャーを抱えながらも15公演座長を務めてくれた流星くん。
この公演でセンターを務めたことについて、
いつもより僕のことを見てるお客さんが多い、センターっていいなあ、もっと見て!!
と話した流星くん。
公演の幕が下りる瞬間、
アイドル最高!
と何度も口にした流星くん。
自担がアイドルでいてくれて、そのアイドルを最高だと言ってくれること。
当たり前だけど当たり前じゃないこの時間に、何度となく夢を見させてくれるそんなアイドル大西流星をこれからも見続けたいと思った公演でした。
最高のアイドルでいてくれてありがとう!
これからのBeutiful未来を願って。
*1:流星くんの言葉を借りて